コラム

『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Blossom Garden~』へ
2025.06.18

やわらかな雨の日、2025年6月30日まで開催中の『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Blossom Garden~』に伺いました。

目黒駅からほど近くの閑静な住宅街に佇む「白金迎賓館 アートグレイスクラブ」は、普段結婚式が行われる幸せ溢れる場所。

エントランス付近からも、晴れやかな雰囲気が感じられます。

いつもは披露宴が行なわれている会場でピーターラビットのアフタヌーンティーを楽しめるなんて、特別感がいっぱいです。

やさしさと重厚感が溢れる待合室を進み、ボードに描かれたたくさんのキャラクターのお出迎えを受け、会場に入ります。 

幸せあふれるこの場所で、特別なひとときを

テーブルが並ぶ広々とした空間には、緑豊かなガーデンを背景に美しいソファが。

とても素敵なフォトスポットになっていました。

足元には、たくさんのキャラクターたちが並んでいます。

ブルージャケット姿のピーターラビットと赤いケープを羽織ったフロプシー、モプシー、カトンテール。

何やら楽しいおしゃべりが聞こえてきそう。

マグレガーおじさんの古い毛糸のぼうしをかぶったベンジャミン・バニー。

赤りすのナトキンも。

テーブルの上にも、ピーターラビットと草花が咲き誇るガーデンを描いたスタンドがそっと置かれていました。

『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Blossom Garden~』では、ふんわりとしたピンク色がひとつのテーマになっています。

ランチョンマットもメニューも、このためだけの特別なデザインです。

咲き誇る花々に囲まれたたくさんのキャラクターと一緒に、華やかなアフタヌーンティーが楽しめそうです。

と、そこに華やかな3段ティースタンドが運ばれてきました。

本日は3名での参加なので、ひとつは1名用のセッティング。

「すてき!」と思わず声が出て、夢中で撮影。

SNSで伝えたくなるかわいさ。

そして、2名用にセッティングされたスタンドも置かれ、テーブルが一気に華やかになりました。

この日は、アフタヌーンティーとスペシャルドリンク1種がセットになった「スペシャルドリンクセット」を3名でオーダー。

ずらりと勢ぞろいした様子がこちらです。

スタンダードプランでも紅茶、コーヒー、ソフトドリンクなど数種類は飲み放題というのも嬉しいです。

なお、食材の仕入れ状態により、一部内容が変更される場合がございます。また、1名用と2名用でプレート上のレイアウトなどが変わることもありますので、あらかじめご了承ください。

華やかなアフタヌーンティースタンドを囲んで

お食事を始める前に、2名用のスタンドでサーブされるプレートをご紹介します。

さわやかな色合いの1段目。

とびっきりかわいい2段目。

湖水地方を想わせてくれる3段目。

2種のスコーンのプレート。

そして、3種のセイボリー。

ストーリーを感じる色とりどりのラインナップに、食べる前からすっかり、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターさんが描くものがたりの中に入り込んだような気分です。

そんなわくわくをさらに盛り上げてくれるのがこちらのメニュー。

それぞれに込められた想いがたっぷりと伝わってきます。

永久保存版ですね。

エディブルフラワーの彩りが見た目も美しい、2種のスペシャルドリンクもご紹介。

「ブルージャケット&ホワイトテール」は、ピーターラビットのブルージャケットと白いしっぽを表現した涼やかなドリンク。

乳酸菌飲料のやわらかな甘酸っぱさと、ゼリーの食感が魅力です。

ふんわりとした甘さの「エルダーフラワーボタニカルドリンク」は、妹たちのケープを思わせるかわいい色合いにも注目です。

ピーターに見つかったら、むしゃむしゃと食べられてしまいそうな、かわいい三色すみれのトッピングにも心くすぐられます。

どちらのドリンクにも、特製のコースターが付いてくるのも嬉しいですね。

テーブルがすっかりにぎやかになったところで、スペシャルドリンクで乾杯をして、お食事タイムをスタートしましょう。

すべてがかわいくて、とにかくおいしそう!

まるで、おはなしの世界に入り込んだよう

ここからは1名分としてセッティングされたスタンドで、メニューに書かれたメッセージにふむふむと頷きながら一品ずつご紹介していきます。

真っ先に心をとらえたのは、ピーターラビットのブルージャケットをイメージした「ピーターラビット™のマンゴーマカロン」。

一目見て、「ピーターラビット!」と感じさせてくれる、イメージ通りのブルー!

3つ並んだアラザンでボタンを表現。

このまま連れて帰りたくなるかわいさです。

下に敷かれているシリアルとハーブのワンポイントが、まるでマグレガーさんの畑みたい。

ブルーなのにお味はマンゴーというお楽しみも。甘すぎずしっとりとした上品な味わいです。

奥にある「ピーターラビット™のカモミールゼリーとブランマンジェ」には、お花に囲まれたピーターが描かれたホワイトチョコレートのトッピングが。

具合が悪くなってしまったピーターにおかあさんが入れてくれたカモミールティーを想像しながら、ひんやりとしたゼリーとたっぷりのフレッシュフルーツを楽しみます。

手前の「赤りすナトキン™のスタンプクッキー」を見て、「切手の形ということは……」とピンときた方は、かなりのピーターラビット通!

これは、作者のビアトリクス・ポターさんがノエル少年に送った絵手紙に着想を得ています。

かつての家庭教師で、心を許した友でもあるアニー・ムーアさんの息子、ノエル少年の送った絵手紙がのちの絵本出版へとつながるのです。

スタンプクッキーには「こねこのトム™のスタンプクッキー」の絵柄もあります。

どちらも本物の切手のように美しく表現されていますね。

かわいさだけでなく、作品自体のストーリーも感じさせてくれるところも、実に心憎いです!

「ポターさんとアニーさんの交流がなかったら、わたしたちはピーターに出会えていなかったかもしれないね」としみじみ会話をしながらも、その後ろに、ちょこんと控える「妹たちのピーチムース」に釘付けになります。

赤いケープをまとったようなムースの上に仲良く並んだ妹たち、といったイメージ。

ピーチの風味となめらかなムースがとってもおいしいです。

「みんなで木の実を積みに行くところみたい」「赤いケープ、子どものころ憧れたよね」と、それぞれのピーターラビット愛や、好きなキャラクターの話も弾みます。

メニューの説明を眺めていて、次は「ティギー・ウィンクル™のレモンケーキ」が気になりました。

ちょこんと佇むフォルム。

ころんとしたティギーおばさんの愛らしさが存分に表現されています。

お洗濯の合間にちょっと休憩をしているのでしょうか。

くりくりとしたつぶらな瞳もイメージにぴったり。

ランチョンマットに描かれているティギーおばさんともご対面。

おいしくいただきますね。

ふんわりとしたレモンケーキでこんなにかわいくハリネズミのキャラクターを表現できるなんて。

おいしさともどもビックリです。

その後ろから、いたずらっ子のように覗いているのは、まるで絵本から抜け出してきたかのような「ベンジャミン・バニー™のプラリネムース」。

再現度の高さに思わずため息が出てしまいます。

古い毛糸の帽子の赤いボンボンに見立てた真っ赤なラズベリーには、「ピーターの妹たちが摘んできたのかな」などなど、ここでも絵本やキャラクターの話題で盛り上がりました。

ピンと立った耳やまんまるのチョコレートムース、下のクッキーまで、きちんとおいしいのもすごいです。

すごいと言えば、「ジェレミー・フィッシャー™のカシスタルト」。

まるでジェレミーさんがふらりと歩いてきそうな水辺の雰囲気が見事に表現されています。

睡蓮の葉に腰を下ろし、ゆったりと釣りを楽しむ姿が目に浮かぶよう。

その見た目からは想像がつかなかった、タルトの中から現れた美しい色合いのカシスソース。一口ごとに広がる甘酸っぱさにも感動しました。

さざ波のようなメレンゲや、釣り竿に見立てたホワイトチョコレートなど、細やかなこだわりを発見するたびに、小さな冒険をしているような気分になりました。

次は「スコーン2種とコンディメント」をいただきます。

サクッとしっとり、甘い、しょっぱい、などを交互に楽しみながら。

プレーンとクランベリー、2種のスコーンは、添えられた塩クロテッドクリームとリンゴジャムとの相性も抜群でした。

おいしい紅茶やジュースといっしょに、ゆったりとしたお食事タイムが続きます。

スイーツもさることながら、セイボリーも大充実。

たくさんのキャラクターにも、このおいしさを自慢したくなります。

『いじのわるいうさぎのおはなし』をモチーフにした「やさしいうさぎのにんじんラぺ」には、マリネされたにんじんやサーモンがたっぷりと。

にんじんの甘みがしっかりと伝わってくる一品です。

「マグレガーおじさんのグリーンガーデン」は、『ピーターラビットのおはなし』がモチーフ。

小松菜とカブのポタージュがまろやかにマッチしていて、マグレガーおじさんに追いかけられているピーターを想いながらも、お野菜が持つホッとする味わいに癒されます。

こちらは「ダッチェスとリビーのミートグラタン」。

『パイがふたつあったおはなし』がモチーフになっています。

マッシュポテトとひき肉のグラタンは、風味の良いスパイスが程よく効いていて、ふんわりジューシー。

大きな器でおかわりしたくなるほどおいしかったです。

どれもこれも、とてもとても素晴らしかった。

改めてメニューを眺めながら、感想を話し合ったり、雨に濡れた木々を眺めたり。

周りのお客さまもご自身で持ってきた絵本をめくったり、ぬいぐるみやマスコットとの撮影を楽しんだりと、アフタヌーンティーのひとときをしっかりと満喫されていました。

ブルージャケット色のコーディネートで楽しまれている方も。

ちょっとしたドレスコードを決めてみるのも素敵ですね。

余韻に寄り添う華やかなスペシャルデザートも

最後に、オプションで予約しておいたスペシャルデザート「ミセス ラビット™のサマープディング、ラベンダークリーム添え」がやってきました。

花々が咲き乱れるヒルトップの風景を思わせる、美しいプディングにうっとり。

こちらを見つめるように添えられている、ピーターと妹たちのおかあさん、ミセス ラビットが描かれたチョコレートプレートと、思わず目が合いました。

おかあさんがせんじぐすりや「うさぎたばこ(別名ラベンダー)」を売っている、絵本の中のあこがれのお店におじゃました気持ちになります。

プディングは、チョコレートの縁取りの中に、ベリーとラベンダークリームがたっぷりと。

「このベリーも、きっと妹たちが摘んだはず」とつぶやく友人の言葉に、思わずうなずいてしまいました。

かわいいもの、きれいなもの、おいしいものに囲まれて、しあわせいっぱいです。

ポターさんが紡ぎ出したおはなしの数々を、また新しい気持ちで楽しみたくなりました。

そろそろ飲み終わるスペシャルドリンクのお花だって、こんなにきれい。

ポターさんにも見せてあげたいです。

一体どんな方々がこんなに素敵なメニューを考えてくださっているのでしょう。

気になって仕方がなかったので、 アフタヌーンティーの立役者、シェフの渡辺さん(写真左)と、パティシエの赤川さん(写真右)に、特別にご挨拶をさせていただきました。

「2度目の企画となった今回のメニューも、絵本を何度も読み返し、登場するキャラクターや情景を一品ごとに映し込みました。ぜひ思い思いに、ピーターラビットの世界を感じていただけたら嬉しいです」と、笑顔の渡辺さん。

赤川さんも「窓越しに揺れる木々や、エディブルフラワーの華やかな彩りとともに、スイーツを通してブリティッシュガーデンの優雅なひとときをお楽しみいただけたら」とお話くださいました。

ピーターラビットの絵本の中をお散歩しているような心地よい時間を過ごせた理由が、よくわかった気がします。

ゆったりとした空間に、さすが結婚式場と感じる、スタッフのみなさんのきめ細やかなおもてなし。

オプションでメッセージプレートのオーダーもできるので、誕生日や記念日、女子会やご家族での集まりなど、様々なシーンでの利用もオススメです。

コースは全て予約制となります。

スタンダードプランのアフタヌーンティー―から、ドリンクやデザートのオプションがセットになったプラン、ランチセット、低アレルゲン対応のお子様プレートなども用意されています。

コースの詳細やご予約は『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Blossom Garden~』公式サイトよりご確認ください。

今後も新しいプランを予定しているそうなので、また、親しい友人たちを誘って楽しみたいなと思います。

みなさまもぜひ、特別なひとときをお過ごしください。

インフォメーション

『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Blossom Garden~』

【開催場所】
【東京】白金迎賓館アートグレイスクラブ( @shiroganeartgraceclub_wedding )

名古屋】星ヶ丘迎賓館アートグレイスクラブ( @artgraceclub )
【大阪】心斎橋セントグレースヴィラ( @shinsaibashisaintgracevilla )

【開催日時】
白金迎賓館 アートグレイスクラブ 
2025年5月18日(日)~6月29日(日)の特定日(販売場所により異なる) ※要予約

星ヶ丘迎賓館 アートグレイスクラブ
心斎橋セントグレース ヴィラ
2025年6月1日(日)~6月29日(日)の特定日(販売場所により異なる) ※要予約

【公式サイト】

https://www.bestbridal.co.jp/event/index_20250423.html

【お問い合わせ先】
白金迎賓館 アートグレイスクラブ 03-5475-3388
星ヶ丘迎賓館 アートグレイスクラブ 052-789-0886
心斎橋セントグレース ヴィラ 06-7654-8480

<次回開催>

『ピーターラビット™ アフタヌーンティー~in Green Garden~』

【開催日時】※開催施設により異なります。
2025年7月2日(水)~8月31日(日)の特定日※要予約

【開催店舗】
白金迎賓館 アートグレイスクラブ(東京)、 星ヶ丘迎賓館 アートグレイスクラブ(名古屋)、 心斎橋セントグレース ヴィラ(大阪)

【公式サイト】
https://www.bestbridal.co.jp/event/index_20250423.html

日程限定でピーターラビットとの撮影がお楽しみいただけるグリーティングを実施予定。

詳細、ご予約は公式ページをご確認ください。

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